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コレステロール

コレステロールと聞いてどのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。コレステロールというと脂肪や肥満などと結びつきやすくあまりいいイメージではないかもしれません。コレステロールの高い食べ物といえば、油っぽいもの、マヨネーズやポテトチップスなどが思いつくのではないでしょうか。しかし、コレステロールと中性脂肪の違いとなると明確には区別できてない人が少なくないのではないでしょうか。簡単にいえば、コレステロールとは目に見えない脂肪、中性脂肪は目に見える脂肪といえます。コレステロールも中性脂肪もともに人間や動物などの体内にある脂肪である点では同じです。ただ、コレステロールはごく小さな結晶えすので肉眼で判別することはできません。それに対して、中世脂肪には皮下脂肪や内臓脂肪があげられます。おなかまわりにつく脂肪や牛肉、豚肉の白い脂が中性脂肪で、肉眼で判別することができるものです。では、コレステロールの方は体内のどこにあるのでしょうか。

コレステロールは、体内にある細胞の膜をつくる物質です。人間の体には約60兆個の細胞があります。これらの細胞の膜をつくっているのがコレステロールとリン脂質というものです。この2つが不足すると細胞膜がもろくなりウィルスや有害化学物質などが細胞の中に入り込み病気を招きやすくなってしまいます。このようにコレステロールは体内で非常に重要な役割を果たしているのです。更に、コレステロールはホルモンの減量になったり、肝臓の消化液の材料になったりもする重要なものなのです。

このようにコレステロールは健康に生きていくうえで欠かせないものですが、中性脂肪もコレステロール同様、生命活動のエネルギー源として欠かせないものなのです。余分な脂質や糖質、タンパク質は中性脂肪に変えられて脂肪細胞や肝臓などに蓄えられます。これは、糖質や脂質、タンパク質のままで蓄えるよりも中性脂肪として蓄えたほうが、同じエネルギーを得るために必要な容量がコンパクトになるためです。蓄えられた中性脂肪は体内のエネルギー源となるグリコーゲンとよばれる糖質がなくなったときに再び糖質に変えられエネルギー源として使われるのです。山や海で遭難して食べ物がなくてもしばらく生き延びられるのはこの中性脂肪のおかげなのです。

確かに、中性脂肪のとりすぎは健康にはよくありません。しかし、だからといってむやみに減らしすぎてもまた健康維持のためにはよくないのです。いつまでも健康でいるためには、体内の脂肪と筋肉をバランスよく維持していくことが大切です。